神奈川県・川崎市 Sさん(50代女性)
「こりゃあ埋蔵金みたいだ」と家族で大騒ぎをしたことが忘れられません。
きかっけは、一本の電話でした。
「父名義の土地が放置されている」という内容で、はじめは「何でうちの財産のことを知っているのか」と厳しく問い質したりしました。でも、じっくり聞いてみると怪しい印象はなく、とても親切に感じましたので一度お会いすることにしました。
父は、亡くなる前、複数の会社を経営しており、株なども積極的に購入していましたので、残された資産は多いほうだと思います。だた、本人が資産について家族に説明するようなことはなかったですし、家族からも訊くことはなかったので、貯金通帳や証券会社からの郵送物、不動産の権利書など、わかるものだけで相続を終わらせました。
でも、おかしなことに、担当者にお会いした後になって、「そう言えば、もっと財産があったような気がする」と母が言い出し、積極的に調べてみようということになりました。
すると、思いもよらぬことが起こりました。
たとえば、母名義の土地(母も知らなかった)があったり、私名義の預金があったり。また、父本人名義の株や投資信託なども次から次へと見つかりました。通帳や権利書などの記録を自宅に置いていなかったため、私たちは気付かなかったようです。
今となっては、父が何を考えていたのかはわかりませんが、私たちの将来を考え、別の形で残してくれたのかもしれません。
相続の手続きをした際には、父の会社の監査役の方が手伝ってくださいました。自社の株などの処理もあったので、当然といえば当然のことだと思います。ただし、その方が、父の個人資産全体をご存じであったはずもなく、よく考えれば、私たち自身が、調べるべきだったのかもしれません。もっとも、調べてもわからなかったと思いますが……
千代田コンサルティングさんは、とても誠実な対応をしてくださいました。心から感謝しております。